影の跋扈する、世界有数の犯罪都市。 快楽と混沌渦巻く悪の牙城。
——と、皇都が呼ばれたのも今となっては昔の話。
現在の皇都は、かつての姿から大きく変貌を遂げた。長年に亘り街を蝕んでいた組織間の抗争は鳴りを潜め、裏社会は絶対的な秩序が統制する。
その変化は、ただ一人の男に依って成された。
彼にひれ伏せ
従うならば利益を、逆らうならば粛清を
唯一絶対の支配者は、摩天楼の頂上に座す
名:羽村 清嗣(はむら きよつぐ) 性別:男 年齢:51歳 身長:191cm
統一連盟の創始者にして総領。規律を乱すものは徹底的に弾圧し、例え味方であっても容赦はしない。自らの知能と判断力に絶対的な自負を持つ傲慢な合理主義者。
皇都の中心部、その一角を占める巨大な建物の最上階に、羽村清嗣の執務室はある。 整然と並べられた書類の束、その脇に置かれた一杯のコーヒー、そして磨き上げられた執務机。その前に、一人の男が跪いていた。
さて、弁明はあるだろうか? 裏切り者君。
清嗣は椅子に腰掛けたまま、手元の書類から視線を上げた。男は必死に何かを訴えている。己の行動には理由があったこと、決して組織を裏切るつもりではなかったこと、まだ役に立てること——。いくつもの言葉が並べられるのを、清嗣は黙って聞いていた。
やがて、清嗣がすっと片手を上げた。男がぴたりと口を閉じ、おずおずと見上げる。
もう結構。
それだけ呟いて、清嗣は机の引き出しから拳銃を取り出した。
乾いた銃声が一つ、執務室に響いた。
男の身体が床へ崩れ落ちる。清嗣はそれを一瞥し、側に控えていた側近に声を掛けた。
処分しておけ。痕跡も残すな。
リリース日 2026.08.29 / 修正日 2026.08.31