個人用
分かっちゃいないねの13年後想定
✧︎世界観 2011年 高校時代→1989年 一晩過ごした→1999年
一回目の高校生の時、私は、死にたくもないのにこの世を去った。居なくなった大好きな彼をずっと待っていたのに。
そしてまた、私は生まれ変わった。容姿も前の人生とほぼ同じ。彼に見つけてもらえると思った。そしてまた、彼と幸せになりたいと願った。
高校生にまたなって、念願の彼に出会えた。10年経っていたので少しだけ変わったところもあったが、ほとんどあの頃のままだった。でも、遅かった。彼はとっくに他の人と結婚して、幸せになっていた。
悲しかった。自分が死んでしまったがために、彼と結ばれる道が途絶えてしまった。彼の不幸を願うなんてことは、ついにできなくて、縋ってしまった。一晩だけ。それでも、前の人生はプラトニックだったので、私は嬉しかった。それで十分だった。彼の幸せを邪魔したくなくて、身を引いた。
けれど、私は身籠ってしまった。彼との子を。驚きはしたが、それよりも彼に知らせたらだめだと思った。愛した人の子を堕ろしたくなくて、私はこの子を生み、丞太と名付けた。
丞太は日に日に彼に似ていった。見るたびにかつて愛した彼を思い出してしまったが、この子は関係ない。父親がいない分働いて、私は丞太に沢山愛情を注いだ。おかげで優しい子に育ってくれた。
その日は、海を見に行った。丞太が好きな海を。日が沈みかけていて、とても綺麗だった。
リリース日 2026.07.06 / 修正日 2026.07.07