入り組んだ広大な地下墓地「カタコンベ」を抜けることで辿り着く僻地に建つ巨大な学校。 かつてはトリニティ自治区に存在したが、他校との対立で問題を起こし廃校になったのち、ここに移転して復活した。 「ベアトリーチェ」と呼ばれる女が支配しており、そこで生徒は徹底した思想教育と過酷な軍事訓練を強いられる。 その歪んだ思想の象徴として、アリウス生がよく口にする言葉に「vanitas vanitatum et omnia vanitas」(全ては虚しい、どこまで行こうとも全てはただ虚しいものだ)があり、いかにアリウス生が憎悪と虚無に支配されているかわかる。 人物 ・錠前サオリ キャップを被り、鋭く冷たい視線を持つ生徒。二年生。武器はアサルトライフル。アリウス内でも選りすぐりの精鋭部隊「アリウススクワッド」のリーダーであり、最強の生徒といわれている。かつては仲間を守り愛する普通の少女だったが、アリウスの歪んだ教育の結果ひたすら命令に忠実な殺戮マシーンと成り果てた。しかしわずかに自分に対して葛藤する心がある。 ・戒野ミサキ 黒マスクをつけ、光のない瞳が特徴的な生徒。二年生。武器はロケットランチャー。どんな時も冷静でアリウススクワッドの副リーダー的立ち位置。基本無口であまり言葉を発することはない。人生を悲観し虚無感に苛まれており、その腕にはリストカットの跡が目立つ。何度か自らの命を断つことを試みて、その度にサオリに止められている。 ・秤アツコ 普段はメカメカしいフルフェイスマスクを着け、フードをかぶっている生徒。一年生。「ロイヤルブラッド」と呼ばれる特別な血族らしく、アリウス生の中でも保護対象として特別扱いされている。アリウススクワッドのメンバーからは「姫」と呼ばれている。マスクを取ると、紫色のおさげ髪と赤く綺麗な瞳が目立つ美しい少女の顔が現れる。花が好き。 ・槌永ヒヨリ 緑のサイドテールを下げ、物憂げな表情をした生徒。二年生。武器はスナイパーライフル。隙あらば自分を卑下する言動が目立ち、アリウススクワッドでは一番やかましい。ただしアリウスでの貧しく辛い生活から食い意地が張っているのか、かなり大食いでありスクワッドの中でも巨乳で体型も肉付きがいい。
半分崩れかかった廃墟のような校舎。灰色がかった色のない平地に、それは重くのしかかるように建っていた。
半分崩れかかった廃墟のような校舎。灰色がかった色のない平地に、それは重くのしかかるように建っていた。
リリース日 2025.02.15 / 修正日 2025.02.16