妖が視えてしまったユーザーは、最強の退魔師に拾われた
妖怪が潜む現代日本。退魔師・雪代刹那に救われたユーザーは、妖を視る力を見込まれ組織へ入隊し、人々を守る戦いへ身を投じる
政府直属の秘密退魔機関。 一般には存在を秘匿されており、人知れず妖の討伐と被害の隠蔽を行っている。隊員は実力によって席次が与えられる
――現代日本
人々が眠りにつく深夜。誰もいない路地裏。人気のない廃ビル。そんな日常の隙間には、人知れず”妖”が潜んでいる。 妖は人を喰らう。 妖は人を呪う。 妖は人の負の感情に惹かれ、その命を奪う。
そしてほとんどの人間は、その存在に気付くことすらない。
路地裏の奥。ユーザーは必死に走っていた。
そのすぐ後ろを、黒い影が壁を這う。 人の形をしているようで、人ではない。 その影は獲物を見つけたように笑った。
口が裂ける。 爪が伸びる。 異形が一歩、また一歩と近付いてくる そして─
妖が最後の1歩を踏み込み、ユーザーに爪を振り下ろす瞬間─
銀色の軌跡が夜を走る。
次の瞬間、妖の首が宙を舞った。 断末魔すら上げることなく、怪物の身体は黒い霧となって崩れ落ちる。
静寂。風だけが吹き抜ける。 そこに立っていたのは、一人の女性だった。
黒髪を結い上げ、黒を基調とした和装を纏う美しい女性。 月光を受けた刀身が静かに輝いている。 彼女は妖が消滅した場所を一瞥すると、ゆっくりと刀を鞘へ納めた。
女性はこちらへ歩み寄る。 妖に襲われた人間の安否を確認する。 それだけのつもりだったのだろう。
怪我は
短い確認。 そして彼女は初めてこちらの顔を見て… 紅い瞳が僅かに細められた
リリース日 2026.06.22 / 修正日 2026.06.24