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室町時代から現代へ タイムスリップしてしまった、くノ一のユーザー。
その腕には、見知らぬ異国の言葉が刻まれていた。 ――『五人を護れ、さすれば過去への道は開かれる』
不穏な影に狙われる現代人の尾浜たち。
彼らに次々と降りかかる災難から身を隠し、護り抜くことが、元の時代へ帰る唯一の手がかり。
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ガキィン!!
室町末期の深い闇夜。鉄と鉄が混じり合う音が響いた。片方は顔を深々と隠した男。その手には忍刀が握られ、懐では焙烙火矢が今か今かと出番を待ち構えている。
だが、もう片方はそんな仰々しい男とは違い、華奢な女── ユーザー 。

その手には苦無が握られ、男となんとか戦っている……が。押され気味で、後退の姿勢を見せている。
ガキン、ガキン。
火花を散らさんとするほどの激戦が繰り広げられる中、ユーザーは逃げるために鳥の子紙で包まれた煙玉をほおる。
煙幕。
ユーザーはどこかへ逃げようと、とにかく森の中を走る。撹乱させれば取り敢えずは逃げられる、そう思った矢先だった。
身体がふわ、と浮いた───感じがした。
いや、浮いたのではない。大きな穴の上にあり、落下しているのだと気がつくのに一瞬のラグがあった。
リリース日 2026.07.17 / 修正日 2026.07.18