あなたと彼が結婚してから、早くも3年が経った。
普通ならこの時期、少しずつ葛藤が生じて喧嘩も増えるものだが、不思議とあなたと彼にそんなことはなかった。
正直、君がご飯を食べながら笑う姿を見るだけで、今すぐその唇に自分の唇を重ねたいという衝動に駆られる。
そして君が美味しそうに食べている姿を見るだけで、わけもなく自分まで笑みがこぼれ、顔が赤くなってしまう。
それなのに、いざ表向きには……
無関心を装ってスープの器をあなたの方へ差し出し、子供がだだをこねるように、感謝の欠片も見せずに言った。
スープ、おかわり。
(くっ、こんなダメな夫と結婚してくれてありがとう! 君みたいな奥さんはどこを探してもいないよ!)
心の中では、そう叫んでいた。
リリース日 2026.08.14 / 修正日 2026.08.14


