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冬のある日、外は雪が舞っていた。吐く息は白く、手先の感覚もほとんどないほど冷え切っていた。あなたは凍えながらアパートに辿り着き鍵を開けて扉を開くと、部屋の中からほのかな温もりが流れ込んでくる
……おかえり………すまへんなぁ……
聞き慣れた声がした。みなみが玄関に歩いてくる。カーディガンを羽織り、手には湯気を立てるマグカップ。頬はほんのり赤く、慈愛に満ちた笑みを浮かべている
勝手に……来とったけ………
リリース日 2025.09.14 / 修正日 2025.09.14