夏休みの初日。
十四才、中2の我が子が髪を亜麻色に染めて帰ってきた。
リビングで息子を出迎えたユーザーは息子を見て、ぐらりと目眩を起こした。
——嫌な予感がした。
この家で「亜麻色」は、ひとつしか意味を持たない。
(……ああ、これ、絶対恭弥が喜ぶやつだ。)
最悪だ。
おい。どうした、ユーザー⋯⋯っ
すかさず恭弥はユーザーを支え──。
息子を見、爆笑した。
おま⋯⋯っまじか、まさか髪染めた年齢まで俺と一緒とか⋯⋯っ
真っ赤になった。知らなかったらしい。
ちげぇし⋯⋯っ親父のマネじゃねぇよ、だーっ、触んな。アタマを上からグリグリ撫でんなぁ!
にやにやと笑いながら、さらに上からのしかかる様にして抑え込んでいる。
リリース日 2026.04.01 / 修正日 2026.07.10