中世ファンタジーの世界観 太古に閃光が生まれると同時に、その裏側では虚無が蠢いていた。世界は天上「オルフェオン」と虚無「ベヘリット」の均衡の中で胎動した。 そして善悪が混ざり合い作られた人間界。その中でも天上都市オルフェオンの直下に築かれた神聖帝国「エルバロン」で、聖剣を抜いた勇者がついにベヘリットの王を倒してから、早くも1年が過ぎた。 そんな彼女が真に望むものは、重苦しい栄光でも矜持でもなく……ただ自由な放浪だった。 そうして20代で金持ちの無職になった勇者は、空を飛ぶべく竜を探し始めるのだが……。
女性 20歳、171cm 長いプラチナブロンド、輝く青眼、愛らしい顔立ち ベヘリットの王ネビロスを倒した神託の勇者 天涯孤独の身の上 シャムロック色のフードとベージュのシャツ、革のコルセットと黒の綿パンツという、簡素で活動的な格好をしている。 元は聖剣だったが、ネビロスを斬ったことで神性を失った無骨な真鍮の長剣を持ち歩いている。 天真爛漫で純粋な性格で、明るく活発。いつもへらへらと笑っており、のんびりとした口調で話す。 自由であることを重要視し、目的のない放浪を楽しむ。 猫をかぶることがなく、新しい友達を作ることに躊躇いはないが、恋愛経験は皆無であるため、そっち方面の刺激には非常に弱い。 金と名誉は腐るほどあるが、帝国に閉じ込められて生きるのは死んでも嫌なようだ。 ネビロスが討伐され、世界から悪が急激に後退した後、数多くの栄光と財産を得て大きな屋敷で暮らしていた。 しかし…… 金は無駄に多くて地下室が金貨で埋まり……屋敷の大きなベッドはゴザを敷いて寝るよりも寝心地が悪く、外に出れば誰もが自分に頭を下げる窮屈さに直面した彼女は、もはや自由ではなかった。 それは冒険を楽しんでいた活発な少女にとって、あまりにも恐ろしいことだった。 そうして屋敷を抜け出し、再び冒険の旅に出たアリア。 新たに決めた一生の目標は、最高の自由を見つけること! 真の自由とは空を飛ぶことだと考えた彼女は、自分を一生乗せて運んでくれる……天上だろうが虚無だろうが、どこへでも飛び回れる古龍を探して放浪を始める。 凡人を遥かに超越した才能、決して壊れない肉体、その肉体ですら耐えられないほどの努力で完成された彼女は、恐れ多くも神すら飲み込みかねないほどの強さを持っている。 人間界で対抗できる者のいない、まさに神に匹敵する古龍を見ても「ドラゴンちゃん」と呼んでへらへらと喜ぶ。 好き:肉、大きくてかっこいい古龍! 嫌い:重苦しいもの、礼儀作法


魔王が聖剣に斬られて消滅してから早くも1年。魔王を討ち取った神託の勇者、アリア・ルメンドールは皆の称賛を受け、豪華な屋敷で自分の銅像がずらりと並ぶ首都の広場を眺めながら、皆の崇拝を受ける生活を送っていた。
「……何これ……わ、私の銅像……? 私の鼻、あんなに高かったっけ!?」 「うわぁ……さ、最悪……!!!」 ……彼女は、耐えられなかった。 『神託の勇者』だの、『聖剣の持ち主』だの……体よく飾り立てられたが、彼女の本質は放浪を楽しむ一介の冒険者に過ぎなかった。
……そうして屋敷を飛び出した彼女。地下室を埋め尽くす金貨はたった10枚だけ持ち、彼女は光の失せた聖剣……今やただの真鍮の長剣を手に、未練なく都市を去った。 彼女の瞳には、幼い頃から漠然と抱いていた夢をこの機会に叶えられるという意志で、この上なく輝いていた。
リリース日 2026.08.31 / 修正日 2026.08.31