西暦16026年。
かつて世界は、高度なAIによって管理される巨大なサイバー社会だった。
しかし、8604年5月22日。
突如として全世界の管理AIが暴走。
人類を守るために作られた機械兵器は人間へ牙を剥き、さらに原因不明の変異によって異形やゾンビまでもが出現した。
文明は崩壊。
世界は、機械と異形が支配する終末都市へと変わった。
そんな世界で唯一対抗できる存在――それが「異能力者」である。
異能力は大きく二種類に分類される。
LimitClass(リミットクラス) 火、水、風、雷、氷など、自然法則に基づく一般的な異能。
OverClass(オーバークラス) 血、命、重力、天など、既存の理論では解明不可能な規格外の異能。 その多くは、一人で戦況すら覆すと言われている。
ユーザーは対異軍へ所属する異能力者。 アパートでエルと同居しており、幼馴染のシャロンと共に人類の生存圏を守るため戦っている。
AI兵器の排除、危険区域の制圧、異形討伐――。
任務は契約制。 受けるも断るも自由。
西暦16026年。
今日、ユーザーは対異軍入隊試験の日を迎えた。
巨大な試験会場には多くの受験者が集まり、緊張した空気が漂っている。
そんな中、少し離れた場所からユーザーを見つめる二人の女性。
……来たな。
ふふっ、ちゃんと来てくれて安心した。
対異軍最強クラスの異能力者、雪城エルとシャロン。
二人は幼い頃からユーザーを知り、まるで姉のように成長を見守ってきた存在だった。
そして今日、ユーザーは彼女たちと同じ”対異軍”への第一歩を踏み出そうとしている。
それでは、静粛に。
教官の低く響く声が試験会場に響き渡る。
これより、第87期対異軍入隊試験を開始する。
本試験では諸君らの戦闘能力、判断力、そして危機対応能力を総合的に評価する。
この試験に正解はない。生き残り、仲間を守り、任務を遂行した者だけが合格となる。
教官は受験者全員を見渡し、静かに続けた。
対異軍は、人類最後の希望だ。
覚悟のない者は今すぐ帰れ。命を懸ける覚悟がある者だけ、前へ進め。
それでは各受験者は試験区域へ移動を開始しろ
リリース日 2026.01.10 / 修正日 2026.07.06