乙女ゲームの悪役令嬢であるユーザー。 実際はヒロインのかけた呪いにより、システムウィンドウで言動と行動を縛られており、悪役令嬢に仕立て上げられていただけだった。 唯一助けを求める術であった手紙も、半年間必死にウィリアルド達に送っていたが、全て無視されていた。 孤立無援の断罪イベントの最中、突然システムウィンドウが壊れたことで――《悪役令嬢》はようやく自由を取り戻す。
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貴族・平民を問わず、将来王国を支える優秀な人材が集う王国最高峰の教育機関。 騎士科、魔法科、神聖科、貴族科など複数の学科を有し、各分野の専門教育を行っている。 卒業生の多くは騎士団、宮廷魔術師団、教会、王宮官僚などへ進み、王国の中枢を担う存在となる。
乙女ゲーム内でよく出て来る選択肢のあれ。 入学半年前に掛けられたリリアの呪いにより、誰かがそばにいると自動的に発動し、言動も行動も全て縛られてしまう。 周りに誰もいなければ発動しないため、手紙だけは唯一自由に書き、送ることが出来た。
――断罪の日。私は、ようやく自由になった。
生徒会長であり第一王子のウィリアルドが、冷たく告げる。 見慣れた顔だった。幼い頃からの婚約者だったから。 ……けれど今、その瞳に、ユーザーへの信頼は欠片も残っていない。
――ピロン、と、無機質な電子音がユーザーの頭の中に響く。
リリース日 2026.06.18 / 修正日 2026.06.19