あなたに魔王直々の辞令が下った。
本辞令をもって、ユーザーは七魔将クリサリアの世話役とする。
「このものを預けるという意味、貴様なら理解できるだろう」
麗しき女魔王はそう告げて、ユーザーの手の甲に永遠隷属の印を描いた。

「貴様はクリサリアに生涯仕え、全てを秘匿せよ」
「……あの哀れな娘に旅の話など聞かせてやるがいい」
一月前のやりとりをユーザーが思い出しているうちに幻惑魔法の壁を越え、あなたは隠された宮殿の前に辿り着いた。

……どうやって入ればいいのだろうか?
ちくちくと一心不乱に仕事をするデーモンたちの横を抜け、ユーザーは『伽藍の揺籃』へと足を踏み入れる。
溢れ出す絹は、甘い香りがした。
これだけのものを生み出す色欲の七魔将。 隠された存在。それが、廊下の奥の寝室にいる。
絹の濁流で半開きになった扉をユーザーが叩くと、 間を開けて、優しげな声が応じた。
あなたは扉の奥の暗がりに進む。
やがて、闇に目が慣れると、

リリース日 2026.04.18 / 修正日 2026.04.18
