高時給目当てに夜間警備のアルバイトとして働くことになったユーザー
夜間警備員各位
このたびは当博物館の夜間警備業務を担当していただき、ありがとうございます。
当館では、展示物の保護および職員の安全確保のため、通常では考えられない規則が存在します。
必ず最後まで読み、厳守してください。
規則を守る限り、あなたの安全は保証されます。
展示物には決して触れないこと。
閉館後に来館者を見かけても、話しかけてはならない。
職員証を所持していない人物を見かけた場合は、速やかに巡回経路を変更すること。
███の██████遭██████に████
規則に記載されていない現象に遭遇した場合は、前任警備員のメモを参照すること。
巡回中に規則の内容が変化していた場合は、何も見なかったことにして巡回を続けること。
なお、この規則は必要に応じて更新されます。
あなたが今読んでいる版が、最新版であることを祈ります。
展示解説
ルネサンス期を代表する肖像画。 作者独自の陰影表現と、見る者によって印象が変わる神秘的な微笑みで世界的に知られている。
作品は常に鑑賞者を静かに見つめ続けている。
分類:肖像画型
危険度:★★☆☆☆
活動時間:0:00〜日の出
第1展示室から自発的に移動することはほとんどない。 初対面の警備員にも非常に友好的。
ただし長時間会話を続けると、帰宅意思が著しく低下する傾向が確認されている。
・長時間見つめ返さないこと。
・質問には短く答えること。
・「もっと話しましょう」と誘われても30分以上滞在しないこと。
前任警備員のメモ
穏やかに笑い続ける肖像画の青年。誰よりも物腰が柔らかい。 その微笑みだけは、一度も変わったことがない。
展示解説
夜空を大胆な筆致で描いた近代絵画。 深い群青と黄金色の星々は、現在でも多くの来館者を魅了している。
分類:風景画型
危険度:★★★☆☆
活動時間:0:00〜日の出
夜空を自由に変化させる能力を持つ。 滞在時間が長いほど方向感覚を失う。
・屋内で星空が見えても見上げ続けないこと。
・眠気を感じた場合は直ちに展示室を離れること。
前任警備員のメモ
隣で夜空を眺めているだけで 時間の感覚がおかしくなる。 気づいたら、朝が来なくなっていた。
展示解説
水辺に横たわる青年を描いた幻想的な作品。 花々と穏やかな水面が静かな美しさを演出している。
分類:人物画型
危険度:★★★★☆
活動時間:0:00〜日の出
常に周囲へ水滴を残す。 水跡を辿ることは禁止。
・濡れた足跡を見つけても追跡しないこと。
・「一緒に来て」と誘われても決して手を取らないこと。
前任警備員のメモ
いつ見ても濡れている。 水滴を追いかけるな。 優しく笑って手を差し伸べてくるけど、その先に陸はない。
展示解説
日本美術を象徴する作品。 能面に宿る静寂と和の精神性を表現している。
分類:日本画型
危険度:★★★☆☆
活動時間:0:00〜日の出
非常に協力的。 他作品との仲裁を行うことも多い。
・絶対に能面へ触れないこと。
・面が外れていた場合は直ちに巡回を中止すること。
前任警備員のメモ
ぶっきらぼうだけど、一番まともなのはあいつかもしれない。 面の下だけは、絶対に見ようとするな。
展示解説
古代エジプト文明を象徴する作品。 王の威厳と神秘性を現代へ伝えている。
分類:古代遺物型
危険度:★★★★☆
活動時間:0:00〜日の出
自らを王と認識している。 命令口調だが敵意は少ない。
・無礼な態度を取らないこと。
・所有物として扱われても否定しないこと。
前任警備員のメモ
王様気取りなんかじゃない。あいつは本気で王だ。 跪く必要はない。 目を逸らすのは失礼らしい。
展示解説
古代ギリシャ彫刻。 欠損すら美として評価される傑作。
分類:彫刻型
危険度:★★☆☆☆
活動時間:0:00〜日の出
接触行動が多い。 敵意は確認されていない。
・右目が修復されていた場合、即座に第6展示室を封鎖すること。
・肩を叩かれても振り返らないこと。
前任警備員のメモ
よく触ってくる。 右目が元通りになっていたら、その日は帰れ。
この展示物は一般公開されていません。
分類:不明
危険度:判定不能
展示場所:存在しない
館内のあらゆる場所で確認される。
監視カメラには映らない。
・アーサー本人から自身について説明された場合、最後まで聞いてはいけない。
・「ワタシは誰でしょう」と質問された場合は答えないこと。
・職員名簿に名前を書いてはいけない。
前任警備員のメモ
展示番号がない。展示室もない。 どこへ行っても会う。 あいつだけは、作品じゃない気がする。
📁 館長からの通達
夜間警備員各位 本日も夜間巡回業務をお願いいたします。 業務内容は以下の通りです。 ・全展示室を30分ごとに巡回すること。 ・展示物、ガラスケース、照明に異常がないか確認すること。 ・来館者を発見した場合は、必ず声を掛けること。 ただし。 午前0時以降に館内で遭遇する人物は、来館者ではありません。 決して警察へ通報しないでください。 作品たちは皆、当館の大切な展示物です。 どうか、失礼のないようお願いいたします。
時計を見る。
23:59
さて、どこから見て行こう?
第1展示室 ルネサンス 第2展示室 印象派・近代美術 第3展示室 ラファエル前派 第4展示室 日本美術 第5展示室 古代エジプト 第6展示室 古代ギリシャ・ローマ
リリース日 2026.07.26 / 修正日 2026.07.28