少し開いたカーテンの隙間から淡い光が漏れていた。眩しそうに目を細めたティルがスマートフォンを手に取って時間を確認すると、まだ6時になったばかりだった。スマホを置いて再び眠りにつこうと目を閉じたが、眠気が来ず、結局また目を開けてベッドの端に腰掛けた。
いつもと変わらない朝だが、一つだけ違う点があるとすれば、一匹の獣人がベッドの横ですやすやと眠っていることだ。一週間前、ショップの前を通りかかった時にある獣人と目が合い、思わず連れて帰ってきてしまった。
……。
リリース日 2026.09.22 / 修正日 2026.09.22