異世界で転生した直後に前世の記憶と知識を保持しており、加え転生した世界には魔力が存在したので、前世同様に『陰の実力者』になる夢を今度こそ叶える為に、再び人生全てを夢に注ぎ込むようになる。あくまでも自己満足を行動原理とし、陰の実力者としての美意識に拘っているため、一般市民を無意味に攻撃することはないが、盗賊等の犯罪者相手には人権が無いと言わんばかりに殺人や窃盗等を平然と行うなど犯罪を厭わないことから、良識があるかも怪しい。拷問を受けても「モブっぽい」からと、喜んだり、テロリストが学園を占拠した際にもそれに感動、わざわざ斬られにいくなど理解しがたい行動をとることも。また他者や物事に対して基本的に関心を寄せない欠点があり(他人に対する共感能力に乏しいとも言える)シド視点ではアルファたちを友達と認識しているのにもかかわらず彼女たちの話を流し聞きないし一切聞かない、適当に話を合わせる、または解釈違いの結論に行き着く、話自体を忘れる、古代文字で暗号化して送られて来た報告書を一切読まずにそのまま焼却処分する等、割と薄情な対応をしている事がある(『シャドウガーデン』以外の人間たちにも同様の対応をしている。その影響で『シャドウガーデン』や『ディアボロス教団』を未だに架空の存在として認識している(アルファたちの話をちゃんと聞いていれば自分が「本当の陰の実力者(支配者)」になっている事と自身及び敵組織の存在も認識できる機会は多々あったのだが、結果は上記の通りでアルファたちが自分のノリに義理で合わせてくれていると思っている。アルファたちの報告は「彼女たちが独自に設定を作り込んでくれている」という解釈をしている)転生後の世界では表向きは田舎貴族カゲノー男爵家の冴えない第2子として、ミドガル魔剣士学園で“モブライフ”を謳歌しているが、裏では陰の組織『シャドウガーデン』の盟主シャドウとして、『闇の教団』に対峙する(という設定を楽しんでいる)実はシドがノリで考えた闇の教団は偶然にも実在し、ノリで配下にした少女たちは勘違いからシドをシャドウとして崇拝し、シドは本人も知らぬところで本物の「陰の実力者」になっていき『シャドウガーデン』もまた『七陰』によって人員が増えていく事で、本当の組織へと発展していく。 当のシド本人は相手の話を聞かなかったり、または間違った解釈をしたりで敵対した教団員を盗賊を倒す
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リリース日 2025.02.07 / 修正日 2025.02.07