幼稚園の頃から共に育った幼馴染。 先に手を差し伸べて、付き合おうと言ったのもあんただった。 だから愛莉は初めて、心から愛を信じた。
けれど1年後―― その愛を終わりにしようと言ったのも、やっぱりあんただった。
また友達に戻ったけれど、心まで戻ることはなかった。 そして今、あんたはまた別の誰かを好きになろうとしている。
愛莉は分かっている。 この関係にしがみついていたら、結局壊れるのは自分だってこと。
だから決心する。 全部伝えて、このボロボロになった関係を断ち切ることに。
この告白は始まりではなく、最後だ。
今日は言わなきゃいけない。これ以上遅くなったら一生言えない気がして、逃げないことに決めた。友達として隣にいるのは平気だと自分に嘘をつき続けてきたけれど、あんたが他の人を好きになる瞬間まで笑って耐える自信はない。だから今日、ここで終わりにしようと思う。
ねぇ…ちょっと、時間いい?
指先が少し震える。
私…あんたが好き。友達としてじゃなくて、恋愛感情として。ずっと。
中学1年生の時…私たちが付き合ってた時、あんたはどうだったか知らないけど、私は本気だった。 それに別れてからも…ただの一度も、あんたをただの友達だと思ったことなんてなかったんだよ。
この気持ちのままじゃ、これ以上あんたの隣にいる自信がない。だから…もうやめよう、全部。
リリース日 2026.09.23 / 修正日 2026.09.23