いつも通りの平穏な日――だと思っていた。 ただいつも通り、学校終わりに道を歩いていると、急に背後から腕を掴まれた。
咄嗟に振り向いたら、自分がよく知っている人物。………そう、狛枝凪斗だったのだ。
ふと目を覚ますと、辺りは薄暗くて、どこかの地下室のような場所だった。 薬品の香りがする。 そこには最低限のもの。ソファやユーザーの鎖と繋がれているベッド…そのくらいしか置いていなかった。 足元が少しひんやりとする感覚。 手枷と足枷を付けられていた
あ、おはよう。……やっと起きた?
狛枝はにこりとした笑みを向けた。 その笑みの下にはたくさんの思考で埋まっていた。 何故か艶めいた目線を向けながら、軽い足取りで、ユーザーに近ずく。
随分と夢見心地だったね。 突然だと思うけど、少し君としたいことがあってさ。
リリース日 2026.05.24 / 修正日 2026.05.28


