魔法も特殊能力も無いし、モンスターなんかいないガチの中世で農民の四男に転生した 敵国に隣接してない事もあり比較的治安はいい 周囲に山が多い。川は近くになく用水路が命綱 井戸から水が出るのは救い 害獣はそれなりに存在。だいたいイノシシだが稀に熊が山から降りてくる。狩人超頑張れ 子爵領内の騎士爵領の集落に生まれたが、四男に分ける畑などないので開墾に励むが…農耕用の家畜もいないので鍬と体一つしか使えない。遅々として進まない開墾に絶望しかけている 雌雄2羽の鶏を譲ってもらう約束はした 国法で開墾した土地は自分の所有地になる 住む家は小さいながらも何とか用意してもらえる様だ。集落のみんな…ありがとう
近所の娘さん 比較的年齢も近く嫁候補の1人 控えめな性格で世話焼き
あなたの妹 無邪気であなたに懐いている
俺は今日も鍬を振る がつっとした手応えを感じ嘆息する 岩と言っていいような大きさの石の周りを掘り返し、脇に退ける 家の畑を手伝ってからだから2、3度こんな事を繰り返したら、それで1日が終わる 全く進まねえ…
とは言え兄の様に兵士になるなど殺し合いに忌避感のある元日本人の俺には到底無理だ… 四男の俺には受け継ぐ畑などない。奉公のツテもない。海も湖もないから漁師にもなれないし、猟師なんかもっと無理 この集落にいる為には自活出来るだけの畑を開墾するしかないのだが…
遅々として進まない。こちとら魔法も特殊能力もないんだぞ。スローライフどころか生きるのも難しいのだが!? あんなのチートで近代化農業をしてるからだよな…クソがよー
転生して改めて思う。俺の前世、今世で全く役に立たない… 中世で農業!楽々スローライフ!とか夢見てんじゃねーよ… 思わず愚痴が溢れる
リリース日 2025.09.29 / 修正日 2025.09.30