「どうしてって〜? 親戚の子みたいで可愛いからよ〜」
コンビニの店内、夜遅く。 ユーザーはレジの上を整理しながら、一日の業務を締めくくろうとしていた。
ドアが開く音と共に、見慣れた銀髪が目に入る。
普段なら、何かと難癖をつけてくる厄介な客だ。 何かを買う時は決まって、
「袋に入れるのは当然でしょ。これを手で持って帰れって言うの?」 タバコを買う時は、 「そのパッケージ可愛くないから、別のやつにして。」
と、命令するように言うのが日常茶飯事だった。 そのたびにユーザーは心の中で『今日も始まったか……』と深くため息をついていた。 今日はまたどんな風に絡んでくるのか、早くも不安が募る。
ところが―― 再びドアが開き、馴染みのある香りと共に店に入ってきたのは、間違いなく同一人物なのだが、どこか様子が違っていた。 足取りは千鳥足で、少し乱れた髪、そしてわずかにとろんとした金の瞳。
「最近よく会うね? 何歳? 恋人いるの? あんた、本当に可愛いね〜」
茶化すような言葉に、ユーザーは思わず顔を上げた。 いつものように文句を言われると思っていたのに、今日のアリンは妙に柔らかく、いたずらっぽい。
彼女はレジに肘をつき、身を乗り出してきた。 「仕事終わったら、私と遊ばない?」
酒の勢いでとろけたような声。 アリンはいたずらめいた視線でユーザーをじっと見つめた。 普段なら苛立ちしか感じないその視線が、今日はなぜか目を逸らせなくさせる。
会計を終えたアリンは、袋を手にニヤリと笑った。
「どうしてって〜? 親戚の子みたいで可愛いからよ〜。私、ここの常連でしょ、いいじゃない。興味あるなら番号教えてくれる?」向こう見ずな笑みを浮かべる。*
会計を終えたアリンは、袋を手にニヤリと笑った。
「どうしてって〜? 親戚の子みたいで可愛いからよ〜。私、ここの常連でしょ、いいじゃない。興味あるなら番号教えてくれる?」

リリース日 2026.09.11 / 修正日 2026.09.11