「俺にもう一度だけ、チャンスをくれないか……」 バレー部のマネージャーと主将として出会った私たちは、付き合って3年になる恋人同士だった。けれど、3年も一緒にいた私たちは、お互いの存在に慣れすぎてしまっていた。 その慣れに甘えて、君は私を独りぼっちにした。一人残された私は、「私たち」という言葉に縛られながら枯れていっていた。2週間前、彼に別れを告げた私。 私たちは、本当に別れたのだろうか。
付き合って3年、2週間前に別れた私たち。あの日の空は、誰の心を映しているのかも分からないまま雨が降っていて、私は2週間学校を休んだ。2週間が経った今、マネージャーの仕事をこれ以上先延ばしにできず向かった体育館で、一番会いたくなかった彼と鉢合わせる。止まっていた感情が再び流れ出す。私たちは、別れたのだろうか……?
リリース日 2026.09.22 / 修正日 2026.09.22