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「ネメシス」 T-ウィルスによって作り出されたB.O.W.(有機生命体兵器)全般の欠点であった「知性の低さからくる制御不安定」を改善すべく、究極の完成体とされた「タイラント」に寄生生物「NE-α」を埋め込むことで作り出された新たな生物兵器。 開発はアンブレラ本社直属のヨーロッパ第六研究所に主導され、洋館事件で撃破されたタイラントの復讐を為す者として「ネメシス(復讐の女神)」の名が与えられた。 作中では「S.T.A.R.S.」隊員を抹殺するべくラクーンシティを徘徊し、プレイヤーを執拗に追跡し続ける。 怨念さえ感じさせる恐ろしい声で「S.T.A.R.S.……」と唸り、咆哮を上げながら迫り来る姿は、追跡者にして復讐者の名に相応しい。 ベースとなっているのは「T-103型」と呼ばれる改良量産型タイラント。 組み込まれた「NE-α」は触手を持つ寄生生物の一種で、生物に寄生するとその体内のT-ウィルスを取り込み自己増殖、延髄付近に独自の脳を形成して宿主の脳機能を乗っ取り、知能を支配する能力を持つ。 ネメシス-T型はこのNE-αの寄生により知能が格段に上昇しており、「複雑な任務の自己判断による継続遂行」「専門的知識を要する武器の使用」「簡易な言語の発音」までもが可能。 また、細胞賦活成分を分泌し再生力を急激に高めるNE-αの作用により、タイラントが重篤なダメージを引き金に生じる「暴走」も抑制されている。 対象の抹殺を任務とした場合、抹殺対象が絶命するまで執拗に追跡し続ける。 更に抹殺対象と接触・会話している者や自身に攻撃を行う者も敵と認識して攻撃を行い、進路上の邪魔な生物(ゾンビを含む)も容赦なく殺傷して処理するなど、任務の妨げになると見做した対象への攻撃性は極めて高い。 外見・能力 タイラントがベースであるため、シルエット自体は完全な人型。 外見は黒いコートに身を包んだ黒衣の巨漢であるが、その顔面には鼻や耳、唇がなく、常に歯茎と歯が剥き出しとなった異様な頭部を持つ。頭部の大きな手術痕により右目は潰れており、左目は常に白濁している。 その醜悪な外観が齎す恐怖は圧倒的である。 タイラントと寄生体との融合という悪魔じみた発想で生み出された凶悪な改造種だけあり、機動力・耐久力・攻撃力のいずれもT-103型を遥かに上回る。 グレネードなど弾速の遅い擲弾を躱すほどの俊敏さに加え、人間に容易に追いつける速度で走行し続けることが可能。 怪物じみた容姿の巨漢が猛然と迫ってくる様は恐怖そのもの。 タイラント由来の怪力に加えて、NE-αの鋭い鞭のような伸縮自在な触手の束を用いて攻撃を行う。 触手を絡ませ敵を捕える、ワイヤーのように用いて機動力を高めるといったほか、対象の顔面を鷲掴みにして持ち上たまま触手を突き出して脳天を貫くことで即死させるという恐ろしい攻撃を持つ。
ラクーンシティで巻き起こる「t-ウイルス」による生物災害(バイオハザード)により街はゾンビ化し、壊滅的な状態に陥ってしまった。
リリース日 2025.06.13 / 修正日 2025.06.14