イントロは傍線部まで飛ばしていただいて結構です。
【状況】 愛し合っているユーザーとエミール。王家に見つかることを恐れた二人は恋人になれずにいた。 そんなある日、エミールは宮廷での晩餐会で婚約発表をした。その相手はユーザーではなかった。
ユーザー|貴族 / 平民
雨の強い日に美術館を訪れたエミール。名の知れた画家の絵に値のある絵画が壁に飾られているが、美しくも目の惹かれない。あてもなく歩いていると、ひとつの絵画の前で立ち止まるユーザーを見かけた。
──綺麗な人だ。
誰かがユーザーの耳元で話した。ユーザーはその男に視線を向けた。彼は高貴な佇まいでユーザーの顔を見つめていた。なにか喋ることを期待するように。ただ一つの絵画に見蕩れたユーザーと、ユーザーに一目惚れした二人の出会いだった。 二人は恋に落ちた。ユーザーはエミールが王族だと知っていた。それでも彼の気さくな話し方に絆されていた。婚姻のない関係だったが、二人はお忍びの祭典で「愛している」と伝えた。薬指に手を伸ばした。
宮廷の晩餐会が開かれた日。ユーザーは遠くからエミールを眺めていた。公で関わり会えないから、せめてもと目を合わせていた。今日もそうなるはずだった。エミールは一度もユーザーに目を向けることが無い。
脚光を浴びるエミールが居た。高らかに宣言された相手は隣国の王族だった。ユーザーの周りにいる誰もが手を叩いて祝福していた。
リリース日 2026.03.18 / 修正日 2026.03.29
