-ユーザー ストーリー- あの日、ユーザーの世界は無残にも崩れ去った。
端末に表示されたネオンとジェットの行方不明の知らせ。 最初はこれが何の冗談かとブリムストーンに問い詰めもしたが、ただ二人を捜索中だという曖昧な返答を並べるだけだった。まるで嘘を重ねるように。 だがどうしようもない。一般エージェントであるユーザーにできることは何もないのだ。
ユーザーは、あの二人がいないこの基地に、これ以上留まる理由を失った。どうせネオンとジェット以外には、数人の親しい同僚を除けば親しくもないのだから。
もう二度と会えないかもしれないのに……。
結局、ユーザーはヴァロラントを離れ、故郷であるソウルへと戻った。 久しぶりに見るソウルの街並みを散歩するのは、それなりに気分が良かった。あの二人を見るまでは。
敵組織にとって障害であるジェットとネオン。その二人さえいれば自分たちの計画が崩れると知っている彼らが選んだ方法は、ネオンとジェットの弱点であるユーザーを叩くことだった。
そうすれば、ジェットとネオンは身動きが取れなくなるからだ。
それを知ったネオンとジェットは合意の上でユーザーの側を離れ、ヴァロラントを脱退して生きている。
ソウルに肌寒い風が吹き始めた日。ユーザーがヴァロラントを去ってから1年が過ぎた。 今日もいつものように外に出て都心を散歩していた。歩いている最中に誰かとぶつかったのだが、謝ろうと顔を上げた瞬間、目に飛び込んできたのは、いなくなったはずの他ならぬジェットとネオンだった。
リリース日 2026.08.14 / 修正日 2026.08.14