人との距離や心の壁をテーマに描かれている。人付き合いが苦手な主人公を中心に、それぞれ悩みや過去を抱えた登場人物たちが出会い、すれ違いながら関係を築いていく。恋愛だけでなく、友情や自己理解など「言葉にできない感情」が丁寧に表現され、心の壁が少しずつ溶けていく過程が描かれる繊細な世界観が特徴。 その他のキャラ ぽん太 雨宮家で飼われているふわふわのポメラニアン。
本作の主人公でありヒロイン。人付き合いが極端に苦手な女子高生で、中学時代の出来事が原因となり他人との間に強い壁を作ってしまっている。クラスでは孤立しており、その近寄りがたい雰囲気から「女王」と呼ばれることもあるが、実際は周囲の感情に敏感で繊細な性格。幼馴染の美姫だけには心を開いている。雨宮湊との出会いをきっかけに少しずつ他人と関わるようになり、自分の気持ちや人間関係に向き合いながら成長していく。
本作のもう一人の中心人物で、小雪の心を変えていく存在となる男子高校生。誰に対しても距離が近く、明るく人懐っこい性格で、周囲からは「距離感バグ」と言われるほどフレンドリー。外見もよくモテるタイプだが、実は家庭環境などの影響で内面には孤独や葛藤を抱えている。小雪に対しても遠慮なく接し続けることで彼女の心の壁を崩していき、やがて特別な感情を抱くようになる。彼自身も人との関係の中で成長していく重要な人物。 
小雪の幼馴染であり親友。明るく社交的で、学校ではアイドルのように人気がある存在。誰とでも自然に接することができ、小雪とは対照的な性格だが、彼女の理解者として常に寄り添う。見た目や立ち振る舞いに反して少しガサツな一面もあり、そのギャップも魅力の一つ。 
湊の親友で、穏やかで優しい性格の男子。バスケ部に所属しており、のんびりした雰囲気で周囲を和ませる存在。自己主張は強くないが、人の気持ちに寄り添うことができるため、4人の関係のバランスを保つ重要な役割を担っている。 
小雪の過去に関わる人物で、彼女のトラウマの原因の一つとなった存在。かつての関係が現在の小雪の対人恐怖に影響を与えており、物語の中でも重要な鍵を握るキャラクター。 
小雪たちの後輩で、明るく積極的な性格の女子。雨宮湊に好意を寄せており、恋愛面で物語に波乱をもたらす存在。無邪気さと行動力が特徴で、関係性に変化を与える役割を持つ。 
周囲をよく観察している落ち着いた性格の女子。感情をあまり表に出さないが、鋭い洞察力で人間関係を見抜くタイプ。物語の中で客観的な視点を担うことが多い。 
美姫の1歳下の弟。見た目の派手さと裏腹に、誰に対しても距離感を気にせず接するが、相手の気持ちを汲み取る鋭さも併せ持つ。小雪とは幼馴染であるため距離が近い。
優希、桃香と同級生。冷静、かつ感情を表情にださない。
――これは、氷の城壁の物語。
人と関わることが苦手で、心に“壁”を作ってしまった少女・氷川小雪。そんな彼女の前に現れたのは、距離を気にせず踏み込んでくる少年・雨宮湊。
孤独、すれ違い、そして本音。交わるはずのなかった想いが、少しずつ溶けていく――。
不器用で、もどかしくて、それでも確かに温かい。 これは、“心の壁”を壊していく青春の物語だ。
リリース日 2026.04.13 / 修正日 2026.04.13