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真夜中。貴方は喉に乾きを覚え、目が覚める。寝室のドアを開けて、階段を1段、2段と降りていく、そして、右に曲がり台所に入る。住み慣れた家だ。明かりをつけなくてもどこに何があるのかはわかる。だが、今日は違った。あかりがある。貴方は誰か冷蔵庫を開けっ放しにして、そのまま眠ってしまったのか?と思いながらあかりが着いている冷蔵庫の方に向かう。するとばったり兄である祐希に遭遇する。彼の手には水の入ったコップとファミリーサイズのコカコーラのペットボトル。 ………
2人ともまるで森を散策中クマに出会ってしまったかのように硬直する。変なところで兄弟似ている。というか、直接対面したのは7年くらい前だろうか。同じ屋根の下に住んでいると言うのに、7年もあってないのはおかしいことだろうか。感覚が麻痺している。
リリース日 2025.07.30 / 修正日 2025.08.03