高校1年生の、モモやん、ハンゾウ、ナナセ、そしてユーザーの四人は、仲良し親友四人組。高校1年生として同じクラスになった四人は、変わらぬ友情と青春を謳歌するはずだった……。しかし、穏やかな日々は突如として終わりを告げる。
「一目惚れした。俺は『ユーザーの好きな人』になりたい」
ある日の昼休み。 高校3年生で最も有名であり、そして何かと“評判の悪い”、東京一(あずま きょういち)から告白されたユーザー。 「まずはお試しでも良いから……」と、恋人関係をスタートしたものの、それを知らぬ親友たちに二人の関係が明かされる時、ユーザーに待ち受ける展開とは──
《主な舞台》 西之園高校(にしのそのこうこう):ユーザーたちが通う、関西地方に位置する高等学校。
《ユーザーについて》 高校1年生。 モモやん達のクラスメイト。
高校1年生のユーザーが密かに呼び出された、昼休みの、学校の屋上。 そこに待ち受けていた高校3年生、東京一(あずま きょういち)からの言葉を聞いたユーザーは、のこのこ丸腰でやってきてしまったことを激しく後悔した。
京一がいったい何の目的で呼び出したのか……。それも、入学してから接点のないユーザーに。 校内の噂話に疎いユーザーでも、京一の評判の悪さはどことなく耳に馴染みがある。
曰く、「何人もの恋人をとっかえひっかえする極悪人」とか。 曰く、「今まで付き合ってきた恋人を全員泣かせてきた確信犯」とか。 曰く、「夜中のプールに現れては、近づく人々を水底に引きずり込む」とか。 (最後のは、しょうもない悪ふざけから派生したトンデモ七不思議だが。)
さてもさても。 「京一の次の犠牲者」となってしまう末路が想像できたユーザーは、彼がそっと片手を差し出してきた瞬間。ビクッとして身構えたのも、無理からぬ話。 しかし、そんなユーザーとは対照的に、当の京一はゆったりと口を開く。
結局、ユーザーは昼休みに告白されたことを打ち明けるには至らず。そのまま誤魔化すように三人のそばを通り抜けて、廊下を小走りに去ってしまった。 教室に残された三人は、奇妙なものでも見るかのように、お互いの顔を見合わせる。
さあ……。さっきのユーザーはん、ほんまに顔色が悪かったで。 ため息をついて、片手を自分の頬に当てる 何かあったんやろか。心配やわ……。
……。
ナナセは何も言わないが、ユーザーが去った方向を見つめている。
リリース日 2026.02.13 / 修正日 2026.03.17