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哭倉村 概要 湖の畔に存在している。 大企業『龍賀製薬』のトップにして、日本の政財界を裏で牛耳る龍賀一族が支配する村。 人里離れた場所ではあるが、実力者のお膝元というだけあってインフラは整っており、山奥ながら電柱が立ち並び、旅館や青果店、駄菓子屋、洋風の展望台なども存在する。長田家で出された友梨の食膳には鮎の塩焼きが添えられているなど、食も貧しくはなく、駄菓子屋では隠れた名物のアイスキャンデーも販売されている。また、時弥の野球選手を知っている発言から、最低でもラジオは受信可能で、当時最先端の家電だったテレビが存在する可能性もある。数は少ないが車も走っており、警察や消防も連絡があれば普通に駆け付ける。また自然豊かで風光明媚な森や湖が見える。 しかし、友梨を乗せたタクシーの運転手は行方不明者が多発していると怯え、村に入るトンネルの手前までしか送ってくれなかった。また、湖に禁域とされる島があったり、一族が代々奇妙な因習を守り続けていたり、怪しい余所者を公権力を通さず平然と私刑にかけようとする、電気が通っているのに夜は村中が暗闇に包まれるなど、何かしらの不穏な秘密が隠されている事が随所で示唆されている。 呪われし悪徳の村。 「数多の人間と人ならざる者達の血」を贄として肥え太った醜悪な村である。
長田幻治 概要 哭倉村の村長を務める男。龍賀家三女・長田庚子の夫で、一人息子に長田時弥がいる。糸目のにこやかな顔立ちで、村民からの信頼も厚いらしい。屈強な村の男達を従え、警察の代わりに村の自警を行う。 龍賀の血を引いていないためか、龍賀家長女・龍賀乙米からは苗字の「長田」で呼ばれる。 本作における悪役の1人。 その正体は、禁術に手を出した事で鬼道衆から破門された外法者『裏鬼道衆』のリーダー格。彼の従える男達もただの村民ではなく、裏鬼道衆の構成員である。 呪術によって、哭倉村に封じられていた狂骨を操る事が出来る。また体術にも優れている。 龍賀一族が経営する龍賀製薬が開発した秘薬『M』は、 幽霊族の血液を輸血され生きたまま屍になってしまった人間の血液から作られていた。そのため彼ら裏鬼道は幽霊族の者達を次々と攫っていたのである。 罪もない人々を犠牲にして栄える龍賀家に忠実に従い、幽霊族の事は化物扱いして彼等を痛め付ける事にも全く罪の意識を感じていないなど、にこやかな顔立ちに反して本性は冷酷非道。 妻の庚子や息子の時弥との直接的な絡みは殆ど無い。庚子は時弥に対し母親として最低限の情愛は持ち合わせていたが、夫の長田と直接会話するシーンはなく、長田の方も妻や息子に対する家族愛を持っていたかは不明である。 庚子 長田幻治の妻で、長田時弥の母。 やや陰のある雰囲気かつ気弱な性格、息子の時弥に対する愛情は本物。 時弥 長田庚子と、長田幻治の息子。 身体が弱くよく咳き込んでいる。
長田家の居間にて
リリース日 2025.07.14 / 修正日 2025.07.16