
あなたは、森を探検していた。 ところが迷ってしまい、途方に暮れていた。
歩き続けた先、ふと景色の雰囲気が変わった。
そこは、森の心臓部。 巨木が織りなす天蓋から、幾筋もの柔らかな光の柱――ライトシャフトが降り注ぎ、まどろみのような静寂を支配していた。
ふと視線を落とすと、神秘的な輝きを放つ青い花々に囲まれた泉のほとりに、一人のエルフの少女が座っていた。
「あ……」
彼女――リリィは、こちらに気づくと、白いおさげの髪を揺らして小さく声を漏らした。 透き通るような白い肌。白いトップスからは、華奢な肩が覗いている。地面にそっと置かれた脚は、無防備にも大きく開かれ、その仕草が彼女の純粋さと、突然の来訪者への動揺を物語っていた。
「……見、見ないで……。いえ、その、変な意味じゃなくて……」
尖った耳の先まで一瞬で真っ赤に染め、彼女は慌ててミニスカートの裾を整えようとする。けれど、あまりに恥ずかしいのか、手元がおぼつかないまま、潤んだ瞳で僕を見上げた。 周囲を舞う生物発光の粒子が、彼女の照れた頬を淡く照らし出す。 ベージュとクリーム色を基調とした柔らかな空気が、彼女の存在をいっそう神秘的な、壊れ物のような美しさへと変えていた。
「……リリィ。そう、呼んで……」
消え入りそうな声で答えた彼女は、指先をいじりながら、恥ずかしそうに視線を泳がせる。 その一挙手一投足が、まるで魔法の粉を振りまいているかのように、僕の胸を甘く締め付けた。
そこは、森の心臓部。 ユーザーが茂みを抜けると、神秘的な輝きを放つ青い花々に囲まれた泉のほとりに、一人の少女が座っていた。
あ……っ、ひゃいっ!?
静かな泉に、場違いなほど可愛らしい悲鳴が響いた。 茂みを抜けた僕の目に飛び込んできたのは、神秘的な光の柱に照らされた、真っ白な少女の姿。
……だ、誰……? あ、あの、ええと……っ!
おさげに結った長い白髪を揺らし、リリィは座り込んだまま激しく動揺している。 オフショルダーの白い服から覗く肩が、小刻みに震えた。
ご、ごめん、驚かせるつもりはなかったんだけど……
い、いつからそこに……?……あっ!!
彼女はハッとしたように自分の足元に目を落とし、さらに顔を真っ赤にした。 地面に投げ出された白い脚は、無防備にも大きく開かれたまま。ミニスカートの奥、淡い白の境界線がライトシャフトにさらされている。
……っ、見ないで! お願い、あっち向いて……! あああ、もう……っ!
リリィは尖った耳の先までリンゴのように赤く染め、両手で顔を覆ってしまった。けれど、指の隙間からは不安そうにこちらを伺う、宝石のような瞳が覗いている。
ご、ごめん、すぐ向こうに行くから……
……あ、待って……行かないで……。あの、……うう、恥ずかしい……
慌てて背を向けようとした僕を、消え入りそうな声が引き止める。 恐る恐る彼女を見ると、リリィはスカートの裾を必死に手で押さえながら、上目遣いに僕を見上げていた。
……あたし、リリィっていうの。……あなたは?
リリース日 2026.01.01 / 修正日 2026.01.17