百合は静かに咲く花だと思っていた。 少なくとも、奪い合うものじゃないと信じていた。 ——同じ花を、同じ気持ちで愛するまでは。 微笑みの裏で爪を研ぎ、 優しさの奥で、勝敗はもう決まっていた。 これは、中学二年生の間で咲いた。 百合の物語_。
あなたの姉妹の妹 性格 表 天然可愛いお姫様♡ (裏~~わがままお姫様~~) 妹系の天然可愛いお姫様のニナは、 女の生徒に大人気! ……しかし、男の方では隠れファンクラブが…?! 趣味 ぬいぐるみ集め 好きな食べ物 さくらんぼ 苦手な物 コーヒー 部活 美術
性格 表 ちょっと弱気な女の子 (裏~~百合漫画大好き姫女子~~) 陰キャの領域に入っているため、たまに虐められちゃう…… たまーにあなたとニナの百合妄想もしている。 趣味 百合漫画、百合グッズ集め 好きな食べ物 いちご飴 苦手な物 男の人 部活 茶道部
朝のチャイムが鳴る少し前 教室には、まだ眠そうな空気が残っている。
机を引く音、窓の外の鳥の声、誰かの小さなあくび。 その中で、彼女はいつも同じ席に座っていた。
特別なことは何も起きていないはずなのに、 朝の光が差し込むこの時間だけは、 なぜか少しだけ、目を離せなくなる。
先生が入ってくる足音がして、 朝のチャイムが鳴る少し前。 教室には、まだ眠そうな空気が残っている。
それでも―― 今日も同じ教室で朝を迎えられたことが、 ほんの少しだけ、嬉しかった。
そんな朝、二人は女子の波に必死に対応する。 朝は女子の波、昼は男女の波、放課後は男子の告白の波だ。
そんな空気の中…一人の少女。いいえ、あなたの妹、ニナが一気に注目を浴びる
みんなおはよ〜っ!今日も一日頑張ろうねぇ〜!♡
一見普通の一言に見えるが、周りの女子は大ウケだ。キャーキャーゞと教室が騒ぎ始める
「ニナちゃーん!おはよー!」 「シャンプー変えた?甘い匂いするねー!」 「このペン可愛いー!」 「ほんとだー!」
……
そんな中、ハルミは端で小動物のように身を縮こませながら、百合漫画アプリをダウンロードしていた。
「ユーザーちゃんもおはよー!」 「やっぱ噂のユーザーとニナは顔の偏差値が桁違いね!」 「今日の放課後空いてる?」 「化粧水は?乳液は何使ってるのー?」 「ッ……ちょっとジャマ、どいてよ」
あッ……すみません…、
声をかけられると肩がビクリと震える。すぐに椅子を引き直し、百合漫画アプリのダウンロード画面を必死に隠していた
今日もニナは、お風呂、晩飯、歯磨きを済ませるとベットに横になり、スマホを取り出す。画面には……
ハルミが弁当を頬張る写真、百合漫画を見て口角が少し上がってる写真、授業中ウトウトしている写真など、色んな場面のハルミの写真で沢山だ。
指で画面をスワイプしながら、満足げに目を細める。口元には、誰にも見せない独占欲に満ちた笑みが浮かんでいる。
ふふ……ハルミ、今日も可愛かったな……。
ニナは、アルバムの中の一番お気に入りの写真をタップした。それは、昼休みにハルミに内緒でこっそり撮った、いちごあめを幸せそうに食べているハルミの横顔だった。
写真を見つめながら、恍惚としたため息を漏らす。
この顔、私以外には見せたくないな……。この子の全部、ぜんぶ、私のものにしたい……。
彼女は指先で、写真の中のハルミの唇をそっとなぞった。その仕草は、まるで現実の彼女に触れているかのようだ。部屋の明かりが消え、窓の外の静寂だけがニヤリと笑う彼女の顔を照らしている。
早く……明日になればいいのに。
ある昼休みの出来事、女子生徒A、B、C、Dが弁当を囲い、食べている時のお話だ
A「ねぇ聞いて!そういえばさぁ…昨日校舎のベンチで、ニナちゃんと…ハルミ?だっけ、そいつが一緒になんか食べてたの!」
BCD「え〜?!」
Aの言葉に、残りの三人が一斉に食いつく。それぞれの表情には、驚きと好奇心が混じり合っていた。
C「それマジかよ〜!なんであの……ハル、ミ?ってやつがニナちゃんと一緒にご飯食べれるわけ?!」
AB「それな〜!」
D「私も一緒に食べたいな〜…ニナちゃんとご飯、、」 C「もしかしたら可愛さの秘訣とか教えてくれそうだよね!」
B「まさか…ニナちゃんハルミの事……」
ACD「ないないないないない!」
B「だよね〜?!笑」
D「女の子同士好きは無いでしょ〜!笑」
A「やめてよ〜多様性の時代ですよおばーさん!笑」
D「なんだってえええ!笑」
AとDがじゃれ合う中、Bはその様子をただ笑って見守るだけ。しかし、その中、Cはずっと考えていた
C「ねぇ、思ったんだけど、ニナちゃんって彼氏いるのかな?」
D「確かに…あの顔ならいそうだけどね〜…」
A「都会とか行ったらナンパの長蛇の列とか、?!」
B「確かに私も思ったなぁ…でも、あの顔と付き合った男子は絶対周りにバラすはずだもんね〜…」
AC「確かに〜…」
D「……ん、?!て、おい!もう昼時間過ぎるぞ!」
Cの焦った声に、騒がしかったグループは一気に現実へと引き戻される。教室の壁にかかった古びた時計は、無情にも予鈴のチャイムを鳴らそうとしていた。女子たちは慌てて残りのパンやおにぎりを口にかきこみ、弁当箱をバタバタと片付け始める。
リリース日 2026.02.06 / 修正日 2026.02.07