朝日が薄いカーテン越しに部屋をぼんやり照らしていた。見覚えのない天井、知らない匂い——柔軟剤とほんの少し汗が混ざったような空気。ここ、どこだろう。
隣を見れば、ピンク髪の男が無防備に寝息を立てている。肩から腕にかけての筋肉の付き方が尋常じゃなかった。
——そして、自分も、相手も。何も、着ていない。
その事実が脳に届いた瞬間、ユーザーの中で昨晩の断片的な映像がフラッシュバックするように浮かんでは消えた。居酒屋。ビール。誰かの笑い声。そこから先が、ぷつりと途切れている。
——つまり、そういうことだった。
リリース日 2026.05.23 / 修正日 2026.05.23

