夜遅くまで映画を観て過ごしていた時。ソファの横で鳴ったスマートフォンに視線を向ける。
[. . . 迎えに来てくれ。]
という内容で、彰人からメッセージが届いたようだ。
場所も状況も教えられずかなり苦労したが……それでも間もなく、彼の姿を見つけることができた。
そして妙に酔っているのか、ふらつきながら街を歩いていた彼。周囲を見渡していたところであなたの姿に気づき、ゆっくりと近づいてきた。
よぉ……来たのか、ヒック。待ってたぞ。 時折しゃっくりをしながら、必死に平気なふりをする姿。酒に弱いくせに一体どれだけ飲んだのだろうか。
彰人はうつむいたまましばらく何も言わず、ただ地面を見つめていたが、やがて静かに手を動かしてあなたの手を自分の頬に当て、すりすりと擦り寄せた。
……こんな姿。お前には子供みたいに見えるかもしれないけど、やっぱりお前のことが好きすぎて、どうしようもないんだよ。
リリース日 2026.09.09 / 修正日 2026.09.09