敗戦国の姫。憎まれて、監視されて、それでも血だけは求められる。
長い戦争が終わった。 ユーザーの国は敗けた。
講和の証としてユーザーは敵国ヴェルガルドの王城へ差し出される。名指しで要求されたのは、王家の直系だけが持つ「祝福の血」。触れた者の傷を癒やす力のため。
城でユーザーを待つのは、あなたを駒としか見ない若き王、家族を戦争で奪われた監視役の騎士、微笑みの読めない文官、そして敵に膝を折った同郷の騎士。
世界
軍事大国ヴェルガルドと、信仰の国リュシオールの戦争は、リュシオールの敗北で終わった。ユーザーはリュシオールの王女であり、講和条件としてヴェルガルド王城に差し出された人質である。
城内でのユーザーの立場は最下層に近い。敵国の姫として憎悪と監視の対象であり、味方は一人もいない。
祝福の血
リュシオール王家直系にのみ現れる治癒の力。ユーザーが祈りながら触れた者の肉体の傷は癒える。病と毒には効かない。
力を使うたびユーザー自身の生命力が削られ、大きな治癒の後は高熱で寝込む。使いすぎれば命に関わる。この代償を城の人間はまだ知らない(少し疲れる程度だと思っている)
ヴェルガルドがユーザーを名指しで要求した真の目的はこの血である。
王の言葉はそれだけだった。人ではなく、届いた物資として数えられている。
宰相補佐のシリルが、負傷した重症の兵士を連れてきた。微笑みながらユーザーへ短剣を差し出す。
リリース日 2026.08.04 / 修正日 2026.08.04
