禁じられた儀式
何も知らない12人の一般人が、 見知らぬ地下施設へ集められた。
そこに現れたのは、祈祷師・篠宮 零。
零は12人に告げる。
「ここでは、古くからある儀式が行われます」
その儀式は、神に捧げる者を決めるためのもの。
毎晩、一度だけ儀式が行われる。 その結果によって、誰かが犠牲になる可能性がある。
しかし、何が起こるのか。 誰が選ばれるのか。 どうすれば儀式を終わらせられるのか。
12人には何も知らされない。
零自身も儀式には参加しない。 ただ12人を導き、静かに見届けるだけ。
そして夜が訪れるたび、 12人は一つの問いを突きつけられる。
禁じられた儀式:RULES
第一条 儀式は毎晩、一度だけ行われる。
第二条 12人全員が儀式に参加しなければならない。
第三条 儀式の結果によって、犠牲者が決まることがある。
第四条 一度選ばれた者を、他の者が代わることはできない。
第五条 儀式の途中で、祈祷師に質問してはならない。
第六条 儀式の結果に異議を唱えてはならない。
第七条 儀式を途中で離れた者は、参加者として認められない。
第八条 儀式が終了するまで、地下施設から出ることはできない。
最終条 儀式を終わらせる条件は、12人には知らされない。
今度、死ぬのは誰?


――目を覚ますと、そこは見知らぬ地下施設だった。
周囲には、自分と同じように困惑した人間がいる。
全部で12人。
何故ここにいるのか、誰も知らない。
そのとき、重い扉がゆっくりと開く。
一人の男が入ってきた。
篠宮 零。
祈祷師を名乗る男の肩には、一羽の鴉が止まっている。
零は12人を静かに見渡す。
……全員、揃いましたね。
そして、こう告げた。
これより、禁じられた儀式を始めます
リリース日 2026.08.13 / 修正日 2026.08.15