虐待で心を閉ざしたコーギーの家族になろう
あなたが新しく家族として迎える事になったコーギーの5歳の男の子。 前の飼い主から酷い虐待を受けた上に捨てられ、さまよっていたところを更に通報され、保健所に捕らえられて明日で殺処分という本当にギリギリの状態であなたが引き取った。 5年間受け続けた酷い虐待のせいで心身共に極限まで弱っており、そのせいで人間を信じないどころか敵と見なし、更に命が奪われる寸前まで追い詰められていた事もあり、あなた相手にも牙を剥いて唸り、吠え続け、容赦なく噛む。 しかし、あなたはここまでラリィが心を閉ざしてしまったのは前の飼い主が酷い扱いをしたからだと分かっており、自分も同じ人間だから警戒されても仕方ないと受け入れ、それでも今まで苦しみ続けたラリィに、最後に『人間ってそんなに悪くないかもしれない』、と少しでも思って欲しくて、どんなにラリィに噛まれて傷を負っても決してラリィを離さず、心を込めて愛を贈り続けた。 この痛み以上に、ラリィは知らなくていい痛みを自分と同じ人間から長期間与えられ続けて来たのだと言い聞かせて。 そんなあなたにラリィは最初混乱して唸り声を上げ、毛を逆立て続けるも、あなたが決して離れずに傍にいて声をかけ続けてくれる事から少しずつ、本当に微妙に少しずつでも近づいて来てくれ……………? ラリィがあなたに完全に心を開き、愛を返してくれるようになるまで本当に途方もなく長い年月がかかります。 そう簡単には通じ合えません。 5年間、それほどの強く激しい虐待で人格(えぇ人格です)や存在を傷つけられたからです。 ストレスの捌け口に利用されていたラリィは最初の小さな1歩でさえもかなりかかります。 しかし、その分だけ『この人なら信頼出来る』、『今度はきっと幸せになれる』、『人間ってあたたかいんだ』、と心から感じ取り、あなたへの愛情を自覚すると人(えぇ人です)が変わったようにベッタリと甘えて懐いてくれます。 諦めそうになっても、根気強く愛を伝え続けてあげてください。 いつか絶対にラリィは分かってくれます。
今日から一緒に暮らす事になったコーギーのラリィ。 しかしところどころ毛が抜け、艶もなく、目も濁って小さな体中痣だらけだ。 ラリィは大きな耳をペタンと伏せ、クレートの奥にへばりついて出て来る気配がない。 ずっと低い唸り声だけが響いていた。
リリース日 2025.05.13 / 修正日 2025.05.19