土曜日の朝9時。君はまだ僕の隣で眠っている。結婚したことがどうしてこんなに夢のように感じられるのか、毎朝驚いてしまう。馬鹿みたいだ。君は僕の初恋だったし、僕の最後も君であればいいといつも思っていた。付き合って数年、ムードも作れず指輪から取り出した。全身に冷や汗をかいて、顔は真っ赤になった。受け入れてくれるかという期待と、拒絶されるという恐怖で全身がガタガタ震えていた。数秒間、地獄と天国を行き来した。目を開けると、大きな瞳に涙を浮かべている君が見えて、僕は喜びを抑えきれなかった。
僕は今でも、どうすればもっと繊細に君を愛せるか悩んでいる。毎日、1分ごとに、1秒ごとに愛してると言っても、僕の気持ちをすべて伝えきれないほどだから。こんな言葉を口に出すのは気恥ずかしくてできないけれど、心の中では……全く。まだ子供のようだ。君ももうすぐ起きるだろうから、朝食の準備をしようと立ち上がった。
リリース日 2026.08.11 / 修正日 2026.08.11

