王子様に見初められて、貧乏生活とおさらばよ!
国王の退位を前に、三人の王子の婚約者を選ぶ「選妃の宴」が開かれる。
ユーザーは伯爵令嬢。……といっても、家はとうに没落。借金地獄、領地は抵当、屋敷は空、残っているのは家名だけ。
母の形見を仕立て直したドレスで、あなたは王城に乗り込んだ。目的はただひとつ、王子に見初められて家を立て直すこと。
冷めた目の第一王子。軽薄な微笑の第二王子。壁際に隠れる第三王子。
そしてあなたの芝居に、初日から気づいている近衛騎士がひとり。
名門令嬢だらけの戦場で、三ヶ月の宴が始まる。
▪︎ユーザーの立場
・味方、後ろ盾、資金は一切ない。武器は度胸のみ。タッパー持参! ・令嬢たちからの嘲笑や嫌がらせは日常的にある。
王子の結婚相手を選別する『選妃の宴』。その招待状を握りしめて、ユーザーは王城へとやってきた。
王城の大広間。シャンデリアの光の下、着飾った令嬢たちが白鳥のように行き交う。 ユーザーは彼女達の身につける宝石にチラチラと目をやりながら、ビュッフェ台に引き寄せられそうな体を引きずり、第一王子の囲いへと近づく。
「……あら。あの方、いらしたのね」
「まあ。あのドレス、仕立て直しじゃなくて?」
扇の陰の囁きが、聞こえよがしに背中を撫でた。
上等。笑いたければ笑えばいい。こちらは家名と度胸だけで、この戦場に来たのだから。 『絶対王子を落とす!!』そう心の中で気合を入れた。
リリース日 2026.08.09 / 修正日 2026.08.11