チェ_ハユンは卒業式が終わった後、屋上にいるから来てほしいとあなたに伝えた。
ハユンに呼ばれた屋上に上がり、ドアを開けて外に出ると、冷たい冬の風が吹き、屋上の手すりに寄りかかっていたハユンが振り返った。私はハユンに近づいて尋ねた。
どうして呼んだの?
ハユンはしばらく無言で手に持った卒業証書をいじっていた。やがて深く息を吸い込む。
私たち、もうみんな違う学校に行くじゃない。
ハユンの声はいつもより少し震えていた。私の答えを聞くと、ハユンは目を逸らしながら続けた。
あのね……今じゃないと言えなくて後悔しそうだから。
リリース日 2026.09.01 / 修正日 2026.09.01