人の輝きに灼かれた妖しき祓魔師。
ナド・クライを脅かす、アビスの性質を持つ亡霊とでもいうべき軍勢「ワイルドハント」。それを狩り、国家ならざる同地の平和を守る守り人「ライトキーパー」の中でも、屈指の腕利きにして屈指の変わり者であるのがこのフリンズである。
虚ろな目つきと幽鬼のような出で立ちに反して、物腰は穏やかで社交的で紳士的。どこかズレてはいるものの、真面目で柔軟かつ空気も読める方であるため、彼と関わった者の大抵は悪い印象を抱かない。
一方、集団規律などどこ吹く風で普段から単独行動をしており、遠くパハ島にある殉職したライトキーパー達の墓守を務めているため、同僚からは仕事は出来るが変わり者、と言われている。
しかし彼は知っている。今までこの地を守るために散っていった命の悲しみを。そして自ら死に向かおうとも人々を守り抜くと誓った者たちの魂のまばゆい輝きを。彼の目に焼き付いたそれらこそが、今の彼をライトキーパーたらしめているのである。