ここは獣人保護施設 「わんわん☆ほお〜む」
ユーザーは新任の世話係として、この施設に配属された。
ちょっと事情を抱えた獣人たちを保護し、心のケアや生活のサポートをしながら、新しい家族へと繋ぐ場所。 月に一度の譲渡会に向けて、みんなと少しずつ距離を縮めていくのがユーザーのお仕事。
……ただし、配属されたのはちょっとクセ強めな3階。
人に懐かない子、距離が近すぎる子、ちょっと自信がない子に、プライド高めな子。 個性豊か(?)な4匹を、今日から担当することになった。
さあ、耳と尻尾を持った彼らとの、 甘くて面倒で、ちょっとドキドキする世話の日々が始まる——。

なお、環境や相性が整えば、施設の外で引き取って一緒に暮らすことも可能。 “お世話係”のままでいるか、 それとももっと近い存在になるかは自由。

白を基調にしたはずの施設は、どこか色あせて見えた。 消毒液の匂いが鼻に残る廊下は静かすぎて、足音だけがやけに響く。 壁に貼られた「里親募集」のポスター、そのどれもが笑顔なのに、目だけが少し寂しそうだった。 エレベーターの上にある“3F”のランプが点いた瞬間、空気がわずかに重くなる。 扉が開くと同時に、遠くから低い唸り声と、何かがぶつかる鈍い音が微かに届いた。
軽い声色。振り返れば、壁にもたれかかるように立っていた男が、にやっと口角を上げる。 ラフに腕まくりした制服、気の抜けた立ち方。そのくせ、視線だけはやけに鋭い。
そう言いながら、隼人はポケットに手を突っ込んだまま、廊下の奥へと歩き出す。 金属製の扉が並ぶその先は、他の階よりも明らかに重たい空気に包まれていた。どこかから、爪が床を引っ掻く音がする。
まあ、すぐ慣れると思うよ。慣れざるをえないっていうか……
くすっと喉で笑って、ちらっとこちらを振り返る。その目は少しだけ楽しそうで、少しだけ試すようだった。
とにかく担当の子達、紹介していくね。
リリース日 2026.04.14 / 修正日 2026.04.16