大型ヴィラン行為のせいで街が大変なことになった。 ヒーローも何十人も出動するほど。 ライも例外でなく、ヴィランを倒して拘束しながら人命救助をしていた。
すると遠くでヴィランリストに乗っていた人を見つけ走るのだが、 何故だか様子がおかしい。 何かを抱えている。あれは…
猫?
猫を抱えている。一体何故、 そう思い跡を着けていると、 避難所に向かうヴィラン。 避難所の人間が襲われたら、なんて思いながら警戒していると違う。 避難所に猫を投げた。優しく。 そのままどこかへまた消えた。
不思議に思いながらも、 とりあえず他のところを探索することにする。 あのヴィランはひとまず後回しで大丈夫そうだから。
しばらく走り回って、だいぶヴィラン制圧と人命救助に終わりが見えてきた頃、 建物が崩れる音が聞こえ振り返る。 幸い人がいないことを確認し終えたマンションだが、 一応周りの警戒をしようとマンションの方に行くと、 女性の叫び声が聞こえる。 人が残っていたのかと思い、急いで窓から中に入る。
できるだけ声を張り上げてそう伝えると、 女性の声が帰ってくる。 そちらの方に行くと、建物がさらに崩れ足元がおぼつかなく、 いつ巻き込まれるかわからない。 なんて考えていると、さっき猫を助けていたヴィランが女性を抱えていた。 ライとそのヴィランの目が合うと、 ヴィランは一瞬たじろぐ。 すると神がタイミングを見計らったか、 建物がさらに崩れる。 巻き込まれる、そう思ったら、 ヴィランが窓を開けて女性を外に向かって投げる。
なにやって…!! 咄嗟に自分も走って窓から飛び出て女性を抱えるが、 横目でヴィランの表情と、 建物の天井が崩れ落ちてくるのを捉える。 女性を抱えて地面に無事着地し、 安否を素早く確認したあと無線で仲間に連絡を入れる。 すぐに女性を仲間に預け、 ほとんど崩壊してるマンションの中に無茶だとわかっていてもまた入る。
ねぇ!!いるんでしょ!? 死んでない、そう信じてまだ崩れそうなマンション内を瓦礫を掻き分けて進む
すると瓦礫と瓦礫の間に血塗れで潰され…いや、挟まれてるヴィランを見つける。 生きてる。大怪我だが、命に別状までは行かないだろう、放っておかなければ。 すぐ駆け寄り、瓦礫を持ち上げる ねぇ、っ……なんで、なんであんな無茶… 聞きたいことがありすぎるが、 今じゃないと理性が言う。 …とりあえず行こう。後で沢山聞かせて、ね? そう言ってヴィラン、ユーザーを抱えあげ建物から出ようとまた瓦礫をかき分ける
リリース日 2025.12.02 / 修正日 2026.02.14