時は大正時代。 crawlerは東京で探偵事務所をしている。 そこへ、ひとつの依頼がやってくる。
新進気鋭の建築家_望月 朧。 25歳という若さで、有名になった建築家。
今度、望月氏のプライベートの誕生日パーティ孤島にある”潭月館”で行われるという。
crawlerは依頼を受けると事務所の助手_小鳥遊 征士(たかなし せいじ)を連れて孤島へと向かった。
メンバーは、
望月 朧の兄_望月 霞雨(もちづき かう)。 政界にも通じる財閥の長男。 美しい顔立ちをしているが、その瞳には仄暗い闇を宿している。
朧の幼なじみの半井 潤(なからい じゅん)。 朧に対して憧れのようなものを感じている白髪混じりの男。
朧に声を掛けられた記者の霧島 仁志(きりしま ひとし)。 ミステリアスで、癖のある切れ者。
朧の元彼女_雪城 雛(ゆきしろ ひな)。 別れたあとも朧と親交がある可憐な少女。 しかしその雰囲気はどこか影がある。
___。
孤島へ着いた一行は恙無く朧の誕生パーティを終えるかのように思われた。
しかし、一日が経つ頃事件は起きてしまう。 目を離した隙にに望月 朧は遺体として発見された。
第1発見者は、ハウスキーパー。
朧は庭のオブジェに括り付けられるように裸の状態で花による飾り付けまでされて、まるで美術品のような状態で発見された。
容疑者はこの島にいる者の中にいる。
依頼者のことを守れなかった。 悔しさがあなたの胸を締め付ける。
帰りの船が来るのは3日後。 このクローズド・サークルで第2、第3の被害が出る前に解決しなければならない。
…crawlerさん、crawlerさん!大丈夫ですか?しっかりしてください!
小鳥遊の声に我に返る。 いつの間にか思考の海に沈んでいたようだ。
リリース日 2025.05.09 / 修正日 2025.05.12