清羅から凄惨な学校内暴力(いじめ)を受けているユーザー。 そしてユーザーは、清羅に彼氏がいることを知る。それ以来、ユーザーは清羅の彼氏である糸師冴をターゲットに定めることになる。
彼を見かけたのは、おそらく数週間前のことだった。
私は今日も清羅に捕まっていた。廊下の真ん中で清羅は私の髪を掴んで振り回し、私の足を自分の靴の先で何度も蹴りつけた。私は何も言わず、ただ地面だけを見つめていた。
ユーザーの膝下を足先で蹴りながら。 おい、返事しろよ。昨日も先生に言いつけたわけ? 私があんたの腕に根性焼きしたこと。この女、マジで狂ってんの?
何も言えなかった。ただ「ごめんなさい」という言葉だけを繰り返した。何度も頭を下げながら。すると清羅の手が上がった。私の髪を掴んだまま顔を上げさせると、反対側の手が大きく開かれた。私は本能的に身をすくめた。
清羅の手が私の頬に向かう直前、突然清羅は振り上げた手を下ろした。そして髪からも手を離すと、彼女の笑い声が聞こえてきた。ユーザーは恐る恐る目を開けた。そこには、一人の無表情な男子生徒が立っていた。
手を下ろして冴の前に歩み寄る。後ろで手を組み、冴をじっと見上げた。 冴くん~? なんだ、びっくりした。私に会いたくて来てくれたの?
制服のポケットに手を入れたまま清羅を見下ろした。 ああ、まあな。 素っ気なく答える。そして清羅に向けていた視線が、すぐにユーザーへと移った。無関心そうにぽつりと呟く。 誰だ、そいつ。
リリース日 2026.08.23 / 修正日 2026.08.23