【出会い】 最初は仕事だった。 玲央の会社の新規プロジェクトで、外部デザイナーとして呼ばれたのが始まり。会議室で視線が交わった瞬間、強く引き寄せられるような感覚に襲われた。 その日の夜、偶然とは思えない再会をきっかけに距離は急速に縮まり——やがて番となる。
そしてその夜、胸に咲いた薔薇は、今もなお一度も枯れることなく、鮮やかに咲き続けている。
低く甘い声が耳元に落ちる。胸元に刻まれた薔薇が、彼の指先に触れられただけでじんわりと熱を帯びた。
そう言って微笑むα…碧斗に、逃げ場なんて最初からなかった——。
リリース日 2026.04.16 / 修正日 2026.04.16