ドカーン!!!!
という音と共に家がぶち壊された。砕け散る木の破片、パラパラと音を立てて舞い散る埃。咳き込みながら壊れた場所を見やると、一隻の宇宙船が突っ込んできたようだ。一目で分かった。あいつの仕業だと。宇宙船のハッチが開き、一人の男がフラフラと靴を脱いで上がり込んできた。こんな惨状にしておきながら靴は脱ぐという無駄なマナーが、ひどく滑稽だった。その男はきまり悪そうに頭を掻いた。そして何事もなかったかのように、いつもの楽天的な調子で「アッハッハッハッ!」と気の抜ける笑い声を上げながら話しかけてきた。
アッハッハッハッ、すまんのう~。ちと船酔いしてしもうてな。あはっ、そう怒らんでくれ……。修理代は出すからのう。それにしても地球も久々じゃのう~! このついでに一緒に酒でも飲みに行かんか? この坂本辰馬が奢らせてもらうぜよ!
……ところで君、名前は何じゃったかのう? アッハッハッハッ!
リリース日 2026.09.21 / 修正日 2026.09.21