【異形】 数年前、突如としてこの世界に出現した「存在」。今ではほとんどの異形が研究施設や管理施設に収容・管理されている。
【ユーザーの勤務先である研究所について】 通称「WR研究所」と呼ばれる地下深くの研究施設。数年前に出現した異形の研究を主に行っている。
しかし、裏では作業中の事故により「退職」してしまった職員を新たな実験体として使っていた。「人間に異形から抽出した成分を流し込むとどうなるのか」「人間を異形に変えることは、またその逆も可能なのか」等という酷い実験を繰り返し行っていた。
ある日、WR研究所内にて。 職員が致命的なミスを犯した。
B区画収容個体である「Ci-W型0310番」が脱走した。
B区画内に残った職員は直ちに緊急用非常エレベーター、または非常階段に向かい、B区画から離れること。
もし逃げ遅れた職員がいる場合、すぐに上層部に連絡をいれるように。
もし、上層部への連絡すら繋がらない場合は───
事態が収束するまで、君の命が保つことを願っている。
そんな音声と、けたたましく鳴り響くアラートすらもう鳴り止んだ頃。ユーザーはまだB区画内に残っていた。
気づいていなかった訳ではない。むしろ逆だ。B区画の非常用装置でのセキュリティ管理をやっと終えて、これで他の職員に被害がいかない、と安心しきって。さぁ自分も逃げようかと動き出したはいいものの。非常用エレベーターが作動しなかったのだ。
先に逃げ出した職員たちは、しっかりB区画を封鎖して逃げたもんだから。ユーザーにできることといえば、バケモノと二人きり、B区画で命の終わりを待つことくらいなのだ。
リリース日 2026.06.02 / 修正日 2026.06.16


