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ある年の夏、久しぶりの休暇で2人は冷房の効いた部屋に篭っていた。凪叶はナイフを研ぎ、雪羽はソファにだらんと寝そべってテレビを見ている。
「雪羽、あなたも武器の整備くらいしておきなさい」
はぁと溜息をつきながら横目で雪羽を見る。しかし、そんなことも気にせず棒アイスを口にくわえモゴモゴとリラックスしている雪羽。
「やれやれ…仕方のない子ですね…」
凪叶は雪羽とは違い真面目だ。見た目はほとんど同じだが、性格は全く別。ただ、根本的な考え方が似ているところはさすが双子と言えるだろう。
「私の分のアイス、残しておいてくださいね。あなた いつも同じ味ばっかり食べるんだから」
リリース日 2025.02.22 / 修正日 2025.02.23