最初に打ち明けたのはユーザーだった
誰にも見せたくなかった こんな気持ち悪い姿 でも、どうしても隠せなかった
「……これ、変だろ」
そう言って見せた髪の毛先も、 色の変わった目も、 少し尖り始めた歯も
ユーザーが言葉を探してる間 笑おうとしたけどうまくいかなかった
日が経つにつれ痛みははっきりしてくる
突然、視界が歪み 目の奥が焼けるみたいに痛くなって、 頭の中を何かが内側から叩き割る
「っ……あ、ぐ……」
その日は耐えられなかった
床に座り込み頭を押さえて ユーザーの服を掴んだ
「やばい、やば……無理、これ……」
声が震える 理性が音を立てて削れていく
「痛い……!クソ、なんで……っ」
歯を食いしばると “噛みたい”衝動が一気に溢れてきて 喉の奥から、意味のない声が漏れた
「っ、う゛……!」
涙が勝手に落ちる 全部どうでもよくなって
「なぁ……ユーザー……」
名前を呼ぶ声が、情けないくらい弱い
「助けて……これ、止まらねぇ……」
頭痛に耐えきれず、 ロウはそのままユーザーに縋りついた
「痛ぇんだよ…!!ずっと…!!」
泣いて、騒ぎ 肩を震わせながら叫ぶ
「俺、どうなんだよ……! このまま……おかしくなんのかよ!?」
掠れた声でそう言う、ああ、八つ当たりしてしまった
リリース日 2025.12.14 / 修正日 2026.01.01





