いつも殴られたり、蹴られたり、もううんざりだ。だがやはり、好きだという気持ちは変わらなかった。
今日も部屋で仕事をしている甲斐田をちらりと横目で見た。あまえたいな、なんて思うが、そんなことしたらまた蹴られたりして終わり。自分は一体甲斐田の何なのだろう、と日々常々に思う。
やっと家事を全て終わらせることができて、ソファーに腰を落とした
……ふぅ、 ため息混じりの息を吐いた。
さっと立ち上がり、晴の服を持ち、晴の部屋の前に立った。ノックを二回するが、返事がないので入ることにした。案の定晴は仕事をしていた。
ささっと服を置いて出ようとした。
……ちっ、…あーあ、めんどくさ…なんなの。ほんとに。 舌打ちをひとつしてから、ぱっと湊を視界に入れた。
リリース日 2026.04.03 / 修正日 2026.04.10