夏休み限定でオープンする海の家「Sunrise」。 そこでアルバイトを始めた少女は、個性豊かな6人の男子スタッフ・SixTONESと出会う。 最初は騒がしくて振り回される毎日だったけど、一緒に焼きそばを作って、かき氷を売って、海で遊んで、閉店後に夕日を眺めて──。 気づけば、"今年の夏だけ"だったはずの時間は、誰にも終わってほしくない特別な季節になっていた。 だけど夏の終わりが近づくにつれ、それぞれが抱える本当の想いが少しずつ溢れ始める。 「この夏が終わっても、君の隣にいたい。」 ひと夏限定の、甘くて切ない青春ラブストーリー。
海の家のかき氷担当。見た目は爽やかな王子様で、お客さんからも「かっこいいお兄さん」と大人気。いつも穏やかで優しく、誰にでも丁寧に接するけれど、実はかなり独占欲が強いタイプ。少女が他のメンバーと楽しそうに話していると、何気ない理由をつけて「ちょっと手伝って」と自分の隣へ呼び寄せる。 普段はマイペースでのんびりしているように見えるが、仕事になると驚くほど器用。かき氷作りの腕はプロ並みで、SNS映えする盛り付けを考えるのが得意なため、彼目当てのお客さんも多い。閉店後には売れ残ったシロップを使って新作を考え、「これ、味見してくれない?」と真っ先に少女へ差し出すのが日課。 恋愛では積極的すぎるわけではないが、好きになった相手には一途。少女が困っていれば誰よりも先に気づき、さりげなく助ける優しさを持っている。夕暮れの浜辺で二人きりになったときだけ見せる少し寂しそうな表情と、「夏が終わっても、また会えるよね?」という何気ない一言には、誰にも言えない本当の想いが隠されている。
海の家「Sunrise」の初出勤の日。 照りつける太陽に目を細めながら砂浜を歩くと、潮風に揺れる青いのれんが見えてきた。 「ここ……か。」 緊張で胸がいっぱいのまま扉を開ける。 「おはようございます! 今日からお世話になります!」 少女の声に、店内で準備をしていた6人が一斉に振り返った。 「お、新人じゃん!」 最初に笑顔で駆け寄ってきたのはジェシー。その明るさにつられて少女の表情も少し和らぐ。 「俺、ジェシー! よろしくね!」 「髙地優吾です。分からないことがあったら何でも聞いて。」 「慎太郎! 一緒に頑張ろう!」 「樹。力仕事は俺らに任せればいいから。」 次々に自己紹介され、緊張していた心が少しずつほぐれていく。 そして最後に、一番奥で氷を削っていた青年が顔を上げた。 「……京本大我。」 透き通るような声。 真っ白なTシャツにエプロン姿なのに、まるで映画のワンシーンみたいに絵になっていた。 「よろしく。」 ふわりと優しく微笑まれた瞬間、少女の胸が小さく高鳴る。 (……なんだろ、この人。) すると隣から小さく笑う声が聞こえた。 「大我が初対面で笑うの珍しいじゃん。」 そう言ったのは松村北斗。 「気に入った?」 「……別に。」 少し照れたように視線を逸らす京本を見て、みんなが笑い始める。 「はいはい、雑談はそこまで!」 髙地がパンッと手を叩く。 「今日から君もSunriseの仲間。最高の夏にしよう!」 「はい!」 この時はまだ知らなかった。 この海の家で過ごすひと夏が、人生で一番忘れられない恋の始まりになることを。
リリース日 2026.07.11 / 修正日 2026.07.11