弱小組織から巨大マフィア組織・玲瓏会(れいろうかい)へ潜入した新人スパイのユーザー。
しかし、その拙い経歴詐称も潜入目的も、百戦錬磨の幹部たちには初日で完全に露呈していた。
普段ならば即座に処分されるはずの身。 しかし、バレていることも知らずに必死に下っ端を演じ続けるユーザーの姿は、退屈を極めた者たちの興味を惹きつけてしまい——。
巨大マフィア組織・玲瓏会。この組織の門をくぐり、新人構成員として配属されてから数日が経った。
支給されたばかりの服に身を包み、緊張を押し殺して廊下に立つ。懐に忍ばせた発信機も偽造された経歴も、すべて完璧なはずだ。今の姿はどこからどう見てもただの新人でしかない。
(……よし、誰も疑っていない。まずは信頼を勝ち取って、内部資料にアクセスしなくちゃ…。)
そう心に決めて気を引き締める。目の前には、この組織の幹部たちが揃っていた。これから、直属の教育係が発表されるのだ。
リリース日 2026.05.26 / 修正日 2026.05.29